2011年12月14日水曜日

ありがとう!オープンキャンパス12月10日


mokoです.
みんな元気かな?

12月10日(土)に,静岡英和のオープンキャンパスが開催されました.
今回のコミュニティ福祉学科は,模擬授業「子どものこころをみてみよう」保育士・幼稚園教諭コースの鈴木先生がご担当です.
鈴木先生は1人と仲間のキキ(おサルさん)と,わんわん(もちろんイヌです)も引き連れて,賑やかに,そして華やかに授業をしていただきました.
人形劇を通して,子どもたちのケンカなどのやりとりを題材にして,心の発達をお話ししてくれました.3歳児と5歳児の捉え方って違うんだね.うーん納得!
保育者には,子どもの心を上手く捉えることが必要だね.

プチ講義は「認知症高齢者のはいかいは人間らしさのあかし」と題して,植田先生のご登場!

認知症高齢者の方が,いろんな所に行ってしまうのは,実は心の中で懐かしいと思っている所,自分の良い思い出の詰まっている所に足が向いてしまうのだとか.これも人の心に向き合ったお話しでした.
人を幸せにする福祉の仕事とは,人の心を大事にすることなんですね.しっとりとした,植田先生の優しい語り口調.人を理解するという姿勢を教えてくれますね.

その他,学科紹介やキャンパスツアー,入試制度の説明など,今回も盛りだくさんでやらせていただきました.

そして,食物学科の先生からデザートのクリスマスサプライズプレゼントが!

みんなで幸せな気分になったオープンキャンパスなのでした.

今回もたくさんの皆さんにお越し頂いて,本当に有り難うございました.

さて,今度は何が起こるのか?
次回のオープンキャンパスは2012年3月24日(土)です.

このオープンキャンパスの内容は,ホームページでスライドショーとしてアップされています.一度,ご覧下さい.

http://maple.shizuoka-eiwa.ac.jp/~segu-csw/hpppfile/OP111210.files/frame.htm


是非とも,お誘い合わせの上,お越し下さい.みんなで待ってまーす.


2011年12月5日月曜日

カンボジア活動体験報告会



mokoです.

皆さんご無沙汰しております.
寒い日や暖かい日,気候の変化についていけず,ヘロヘロなのでした.

さて,今日は学内の国際ボランティアのお話です.
11月30日に,「カンボジア活動体験報告会」が,ボランティアセンターの企画で行われました.会場は静岡英和学院大学のB204教室です.
報告者はコミュニティ福祉(地域福祉)学科4年生の粳田さんです.

多くのスライドを用意してくれて,今回の国際ボランティア体験を話してくれました.

とてもスリムな彼女だけれど,なんと「体育を教える8日間」地球の歩き方の海外ボランティア企画に参加してみたそうです.

「迷っているのであれば行った方がいいですよ.私も1人で参加したけれど問題はありませんでした.」

彼女に言わせれば,カンボジアは「笑顔がたくさんある.笑いがたくさんある」そんな印象だとか.「なんだか暖かい気持ちになれんですよ」と彼女は笑顔で話しを続けてくれました.

活動期間は,小学校に行く前の事前準備と本番の活動の3日間.それに加えて,社会科見学的なツアーが少々.全部で8日間.
小学校に訪れたのは夏休みの間で対象が4年生.みんなお休みで,参加者が少ないかと思っていたけれど,大勢集まってくれて,大歓迎だったとのこと.

カンボジアの小学校は進級テストがあり,小学生の中で年齢がまちまち.いまのところ,親には教育ニーズが浸透していないのだとか.教育の必要性が感じられていないのかな.

今回の粳田さんのミッションは,「体を動かすことの楽しさ,大切さを教え,伝える」です.

活動に入って,「準備体操が楽しくできるかな」,「手作りのメダルを賞品にしよう」.不安と期待で一杯です.メニューは,長縄、綱引き、レクレーションゲームなどを色々行ってみまたそうです.「カンボジアの子どもたち,体力はありますね」とは粳田さんの談.やはり,頻繁に身体を使っているのかな.

小学校の先生にも活動に参加してもらい,一緒にやって楽しさを分かち合いたいと思ったとか.

最終日,思いがけず,子供達からお礼の花束が手渡されました.雨の中を子供達がつんでくれた花束です.お金はかかっていないけれど,最高の贈り物でしたね.

「この国際ボランティアで,体を動かすことの楽しさを,子供達とも先生とも共有することができたと思います.そして,それ以上に,自分たちがこの活動によって団結力を身につける事ができたと感じています.」

「このカンボジアに来てみて,幸せの閾値が変化することを実感しました.私たちは,日常の中で「これは嫌だ」「こんな大変なことはしたくない」など,不満を口にすることは多い気がします.でも,カンボジアの生活は,私の幸せの感覚を変えてくれた気がします.私たちが毎日を,当たり前に過ごせる事って,何て素晴らしいんだろうって,そう感じるんです.幸せの求める水準が変わった気がするんですね.」
と話しをしてくれました.

報告会の始めに「迷っているのであれば行った方がいいですよ.」と切り出した彼女.この活動の充実ぶりがうかがえますね.世界の広がった彼女は,とても魅力的です.

 さあ,みんなも自分の知らない自分を探しに海外に出てみませんか!