2011年1月26日水曜日

ボランティア講演会開催!

今日はまじめなmokoです.

ボランティア講演会が静岡英和学院大学のボランティア委員会主催で開催されました.
テーマは,
「ともに生きるということではなく,ともに生きているということに気づく~ぼくがゲイでよかったこと」
平良愛香(たいらあいか)さんです.

これはとっても良い講演会だったので,報告したくって,ブログに上げてしまいました.すぐにボランティアセンターやボランティア委員長の木下先生のブログにアップされると思いますが,地域福祉学科のブログでも紹介させていただきます.

平良さんは,ゲイであることをカミングアウトして牧師さんになった方です.ものすごく深い話しを簡単に,そして面白いエピソードを交えながら講演をしていただきました.80分間の話しは内容が充実していて,あっという間でした.

その中で平良さんがみんなに伝えたいことは何かを考えてみました.

1つ上げるとするならば,「世の中が多様で社会は少数派の集まりで構成している」と言うことでしょうか.
ある物差しで分類すれば,ある人は多数派になるでしょう.でも,その多数派の人も別の物差しで見たときには少数派になっているかも知れないのです.その物差し次第では,自分の隣にいる人が,少数派かも知れないし,ある時は,自分が少数派かも知れません.

その少数派の存在をキャッチする能力があって,少しでも知ろうとしてこそ,幸せな世の中がつくれるのだと言うこと.そして,その存在自体を知らないこと,あるいは身近にいないと考えていることが,人につらい思いをさせているのだと,平良さんは教えてくれたような気がします.
これは,ゲイも,エイズも,性同一性障害も同じだと思いますね.

「みんな違うけれども一緒にいる.そして社会を構成している」と言うことを,私たちは忘れてはいけないと感じました.そして,少数派の人の意見に耳を傾けることの出来る世の中をつくるためにそうしたらいいのかを考えなければならないと思いました.

今回の話しはゲイというセクシャリティのことを題材にしていただきましたが,これは多くの人権問題に関わる話しです.この話しをきっかけにみんなで人権問題を話し合ってみませんか?



2011年1月24日月曜日

実習報告会を開催しました

にゃんこ先生です。

早いもので後期の授業も残すところあと1回になってしましました。様々な授業が、これまでの学びを振り返るまとめの時期を迎えていることと思います。
今回は、社会福祉士を目指す学生さんたちの授業、『社会福祉援助技術現場実習指導』で行われた実習報告会の様子をお伝えします。

実習報告会は、2年生と3年生合同で、新館の講堂を使って行われています。
広い会場で舞台の上にあがって話をするので、3年生は少し緊張気味…。
実は、この舞台に立てるのは、学生の投票で選ばれた1グループだけなのです。
今年は障害者施設に実習に行ったグループが選ばれ、「隠されたニーズ」というテーマで発表をしてくれました。

2年生にも理解しやすいように、まずは障害者の定義、施設の紹介からスタート。なかなか配慮が行き届いています。

次に、それぞれの学生の実習先で出会った利用者の方とのエピソードが紹介されます。すべての事例は、一見すると「難しい人」、「関わりを拒む人」「文句を言う人」が、実は「もっとも関わりを求めていた人」であったり、「よりよい暮らしを求めている人」であったことに気づいたという共通点があります。
このことから、私たちは表面的な態度や言葉に惑わされることが多いのですが、実はその奥には隠されたニーズが潜んでおり、利用者の方の態度や言葉にはそのヒントが沢山あることを学んだ、という発表でした。
発表されたグループの皆さん、お疲れ様でした。
とてもわかりやすくて、工夫されたいい発表でしたよ。

グループの発表の後は、3年生から、これから実習に行く2年生に対して、実習前の心構え、準備の仕方、実習記録の書き方、実習先の職員の方との関係の築き方などなどを伝えます。

うう~ん、みんな実習に行ってから「○○しておけばよかった~!」と思うことが沢山あったみたいですね。2年生へのアドバイスの多いこと多いこと(笑)。

こうやって人前に立って話している3年生をみると、「実習前はあんなに不安がっていたのに、たくましくなるものだな~。」と、感慨深い気持ちになってしまいます。実習を通して成長した姿が、とても印象的でした。

こんなに沢山の3年生が、2年生へのメッセージを伝えてくれました!3年生のみなさん、どうもありがとうございました。
2年生のみなさん、しっかり受け取って半年後の実習に向けて、がっちり準備していきましょうね。

2011年1月19日水曜日

一人一人が世の中を変えていく


mokoです.
市民レベルの児童虐待防止の活動だよ.
広島のお父さんが虐待と戦う戦士を演じています.その名も「メイプルカイザー」.
広島の密林で産まれたヒーローという設定.地元のショーでも大人気だとか.タイガーマスクだけじゃなかったね.

ポスターには「たいせつなたからもの」.確かに子どもは宝物.
活動を通じて市民の人達に虐待防止についての関心を持って欲しいって事だよね.お父さん偉い!

ご自身のお子さんが産まれて,児童虐待が減って欲しいという気持ちが強くなったんでしょうね.

コスチュームは自腹.そして,自作のポスターを県に寄付.
すごいなぁ.この心意気!

自分の出来ることに対してアクションを起こす.mokoも見習うようにします.

みんなも何かできることを探してみませんか.



2011年1月6日木曜日

明けましておめでとうございます

ニャンコ先生です。
新しい年が始まりました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

今年は静岡ではお天気に恵まれ、穏やかなお正月でしたが、全国的に見れば年末から大雪が降ったり、停電で暗いお正月を過ごすことになってしまった地域もあったり、荒れ模様のお正月でしたね。
そんな大変な状況にも関わらず、孤立した人々がお互いを気遣い、助け合っていたことが、復旧を待つ間に大きな希望となっていたという内容がニュースで報道されていました。
一方、朝日新聞では社会的な孤立をテーマにした連載が始まり、いわゆる「普通」の人が誰にも起こりうるちょっとしたきっかけで社会的に孤立していってしまう現状を毎日伝えています。
私たちは誰でも、共通の危機やわかりやすいピンチに対しては、支援の手を差し伸べることができますが、わかりにくいもの、見えにくいものに対してはなかなかその手を伸ばすことができません。

支援に関わる人間は、そのわかりにくいもの、見えにくいものに対して敏感にアンテナを張るとともに、人間の持つ素晴らしいつながる能力を活かし、人々をつなぐ能力を発揮することがこれまで以上に求められていると感じる今日この頃です。

さて、英和は、まだ冬休み中ですが、事務職員は今日が仕事初めでした!
授業が始まる11日に向けて、事務の職員さんをはじめ、警備員さん、清掃員さんたちが、準備をしてくださっています。キャンパス内では新年のあいさつと素敵な笑顔が飛び交っていました。みなさん、よいお正月を過ごされたようですね。ピカピカの笑顔で、皆さんがくるのを待っています。

さて、新年1発目の画像は、卯年ということでウサギのラテアートです!



こちらは、大学の近くにある「高松珈琲」というカフェでいただいたものです。
カフェラテやカプチーノを注文すると、いつも素敵な絵を描いて出してくださるんですよ。昨日はウサギ年にちなんでウサギを描いてくれました!
珈琲だけでなく、お食事もケーキも美味しくて、ニャンコ先生もお気に入りのカフェです。
大学にお越しの際はぜひ寄ってみてくださいね。
(このケーキ、本当においしかったのです~。また食べに行こうっと。)