2011年1月24日月曜日

実習報告会を開催しました

にゃんこ先生です。

早いもので後期の授業も残すところあと1回になってしましました。様々な授業が、これまでの学びを振り返るまとめの時期を迎えていることと思います。
今回は、社会福祉士を目指す学生さんたちの授業、『社会福祉援助技術現場実習指導』で行われた実習報告会の様子をお伝えします。

実習報告会は、2年生と3年生合同で、新館の講堂を使って行われています。
広い会場で舞台の上にあがって話をするので、3年生は少し緊張気味…。
実は、この舞台に立てるのは、学生の投票で選ばれた1グループだけなのです。
今年は障害者施設に実習に行ったグループが選ばれ、「隠されたニーズ」というテーマで発表をしてくれました。

2年生にも理解しやすいように、まずは障害者の定義、施設の紹介からスタート。なかなか配慮が行き届いています。

次に、それぞれの学生の実習先で出会った利用者の方とのエピソードが紹介されます。すべての事例は、一見すると「難しい人」、「関わりを拒む人」「文句を言う人」が、実は「もっとも関わりを求めていた人」であったり、「よりよい暮らしを求めている人」であったことに気づいたという共通点があります。
このことから、私たちは表面的な態度や言葉に惑わされることが多いのですが、実はその奥には隠されたニーズが潜んでおり、利用者の方の態度や言葉にはそのヒントが沢山あることを学んだ、という発表でした。
発表されたグループの皆さん、お疲れ様でした。
とてもわかりやすくて、工夫されたいい発表でしたよ。

グループの発表の後は、3年生から、これから実習に行く2年生に対して、実習前の心構え、準備の仕方、実習記録の書き方、実習先の職員の方との関係の築き方などなどを伝えます。

うう~ん、みんな実習に行ってから「○○しておけばよかった~!」と思うことが沢山あったみたいですね。2年生へのアドバイスの多いこと多いこと(笑)。

こうやって人前に立って話している3年生をみると、「実習前はあんなに不安がっていたのに、たくましくなるものだな~。」と、感慨深い気持ちになってしまいます。実習を通して成長した姿が、とても印象的でした。

こんなに沢山の3年生が、2年生へのメッセージを伝えてくれました!3年生のみなさん、どうもありがとうございました。
2年生のみなさん、しっかり受け取って半年後の実習に向けて、がっちり準備していきましょうね。

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