2010年11月27日土曜日

実習先の見学に行ってきました

ニャンコ先生です。

先日は社会福祉士を目指す4年生の話題をお届けしましたが、今日は同じく社会福祉士を目指す2年生のお話です。

英和では、3年生の夏休みに福祉施設で実習(24日間)を行います。多くの方が24日間の実習と聞いて恐れおののくですが「相談援助実習指導」という授業を通して、2年生後期から1年間をかけて実習に向けた準備をしていくので心配にはおよびません。
現在、2年生は、自分の望む実習先で実習を行うために、自分の興味のある分野は何か、どんな施設があるのか、そこでどんな実習ができるのかといった情報を集め、担当の教員と面接を重ねながら、自分の希望する実習先を絞り込んでいく作業をしています。しかし、教科書で得られる知識は限られています。実際の現場を体験しなければ!!ということで、授業の一貫として施設見学を位置づけています。
今回は、11月20日(土)に実施した「静岡医療福祉センター成人部」の見学の様子を紹介したいと思います。


静岡医療福祉センター成人部は、身体に障害を持った方を対象に、日中は生活リハビリのための様々な訓練を実施し、夜間は食事の提供や入浴・排泄棟の必要な介助を支援する施設で、約70名の方が利用をしています。法律上の区分でいうと、障害者支援施設といいます。


この日、参加した学生は14名、引率は障害者福祉がご専門の白山先生でした。施設の説明を担当される職員の方が紹介され、約1時間をかけて施設の概要、サービスの種類と内容、職員の仕事についてお話をしていただきました。実際に利用者の方と毎日接している職員の方の生の声は、非常に説得力があり、学生の皆さんも一言一句聞き逃さないようにと真剣にメモを取る手を動かしていました。


説明の後は、実際に施設の中を歩いて、一つひとつのお部屋を見学をさせていただきました。
こちらはリハビリ等を行う機能訓練室です。利用者の方が描かれた絵画や作品がところ狭しと飾ってありました。
また、本格的な設備が導入された陶芸室では、受障後一度も車いすから立ち上がらなかった利用者の方が、作品制作の過程で作品の出来を確認するために自ら立ち上がったというエピソードを交えて作業の持つ意味をお話ししてくださいました。


実際に現場に触れることで、沢山の疑問が学生の中に生まれたようです。最後に、学生からの質問に答えていただき、この日の見学は終了となりました。

生活の場である施設に、学生とはいえ、他人が足を踏み入れることはそう簡単にできることではありません。施設に暮らす利用者の方、職員の方の理解とご厚意があって初めて実現することです。その奥には、福祉を支える人材を育てたいという、共通の思いがあるのだと思います。私たち教員はその意味を学生の皆さんにしっかりと伝え、この先の実習へとみちびいていかなければいけませんね。
そして、お忙しい中、対応してくださった施設の皆さま、どうもありがとうございました。

おまけ:こちらの施設で職員として働いている卒業生が、ゲスト出演してくれました。ちょうど勤務日だったので、お願いをして2年生の前で少しお話していただきました。

就職して半年が過ぎ、大変だけれども毎日が新しい発見の連続と語っていたのがとても印象的でした。
立派に働いている先輩を見ると、励みになりますね!

2010年11月24日水曜日

君にも出来る福祉:使用済みギターの弦


mokoです.

秋も深まってきましたね.mokoはお腹がすいています.食欲の秋ですね.
さて,皆さんは読書の秋,それとも趣味の秋かな.

「音楽をやる人よっといで!」
君にも出来る福祉の第一歩だよ.

こんな新聞記事の紹介です.「使用済みのギターの弦、引き取ります」
11月23日の朝日新聞からです.


ギターの弦って,実はリサイクル価値が高い金属なんだって.でも,多くの人がその捨て方を知らない.世の中を良くしようとメッセージソングを歌っている人は多いけど,その音楽のために不可欠な物が上手に使われていないって言う事実.
この仕組みを変えることが福祉って事かもよ.

新聞記事によると,三重県の楽器店がまとまって回収を始めています.リサイクルで換金したら,福祉施設などに楽器を贈ることを計画中だとか.

これならみんなで出来る気がするね.
身近なことから一歩を踏み出してみよう.

それではまた.

2010年11月22日月曜日

社会福祉士の合格体験談

ニャンコ先生です!

11月も下旬になると、地域福祉学科の4年生の動きが活発になり、学内でよく姿を見かけるようになります。その理由は二つあります。一つは卒業論文の作成のため、もう一つは社会福祉士国家試験の受験勉強のためです。

このブログでも時々紹介していますが、英和では社会福祉士の国試対策に力を入れています!
たとえば、こんなプログラムがあります。
 ・年間を通じた受験ガイダンスを実施し、受験情報の提供をしています。
 ・学内教員による受験対策講座を実施しています。(10月~、1日2コマ×週2日)
 ・有志学生及び教員による自主的勉強会の開催し、学習をバックアップしています。(6月~、週1回)
これらのプログラムを通して、合格率3割といわれる国家試験に一人でも多くの学生が合格できるよう大学全体で応援をしています。

さて、今回は11月15日に行われた受験ガイダンス「卒業生による合格体験談」の様子を紹介します。

お話をしてくださったのは、2010年3月の卒業生。現役で国家試験に合格し、静岡県内にいくつもの施設をもつ社会福祉法人に就職し、現在は浜松にある障害者福祉施設に勤務しています。就職1年目の忙しい時期ですが、「一人でも多くの学生に現役で合格してほしい。そのために力になれるなら。」と、貴重な休日を使って浜松から駆けつけてくれました。


卒業生から、受験までのスケジュールや勉強法、受験に向けての心構え、社会人になって感じる社会福祉士資格の意義などについてお話していただきました。昨年受験を経験した先輩だからこそ話せるリアルな話に、4年生も真剣に耳を傾けていました。この話を聞いた誰もが「やっぱり資格を取りたい。そのために頑張ろう。」と思ったことでしょう。ニャンコ先生には、みんなの瞳の中に燃える炎が見えましたよ☆

そして、先輩の手に燦然と輝く青いファイルは・・・社会福祉士登録証!
そうです。これは社会福祉士国家試験に合格して、登録した人だけが手にすることができる社会福祉士の証(あかし)なのです!!(ニャンコ先生も持ってマス。)

実物を前に、学生たちからはどよめきが!
来年の春には、みんなこれを手にしましょうね。そのために、今はつらくても一緒に頑張りましょうね。

学生の前で、自信をもって話をする卒業生の姿を見ていると、国家試験のハードルは高いけれど、それを乗り越えるまで努力をすることの大切さや、結果を出したことによる達成感が大きな自信になっていることを感じます。社会で活躍する先輩、かっこいいぞ!
そして、ガイダンスが終わった後でも、個別に学生の相談にものってくれていました。自分の使った参考書を見せながら、勉強法を教えてくれています。不安げな表情だった学生たちも、先輩の話を聞くうちにやる気の表情に変わっていくから不思議です。先輩の持つ力って本当にすごいですね。教員にはできない役割を果たしてくれています。
Sくん、本当にどうもありがとう!
これから、試験勉強も追い込みに入ります。来年の春には、笑って報告できるように学生、教員一丸となって頑張ります!

2010年11月19日金曜日

プレイバック楓祭 グルメ編

ニャンコ先生です!

すっかり寒くなって、富士山にも雪が積りましたね。
なんと今日は、推薦入試の合格発表の日でした!
合格されたみなさん、おめでとうございます。
入学は来年4月、まだまだ先のことですが、みなさんを英和の一員として迎えられることをとてもうれしく思っています。
桜の花の咲く頃に、またお会いしましょう。
さて、今日は「プレイバック楓祭」と題して、楓祭で見つけた美味しいものをご紹介します。
まずはコチラ
「パティシエSHINYA」のイチゴのミルフィーユです!!
どうですか、このクオリティの高さ。
お店で買ってきたものではありません。
なんと地域福祉学科の4年生の手作りケーキなのです。

確かな味とお手頃な値段が話題を呼び、初日から大人気で、あっという間に売り切れてしまいました。
ニャンコ先生は、二日目にお邪魔しましたが、開店30分後に訪れたにも関わらず、10種類あったケーキの中には既に売り切れてしまったケーキもありました。うわさ通りの大人気です。そんな中、ニャンコ先生は、イチゴのミルフィーユをゲット!研究室に戻ってから、ゆっくりいただきましたが、サクサクのパイと濃厚なカスタードがとってもおいしかったです。
う~ん、もう1回食べたい!
そんな話題のブースで、バリバリ働いていたのはこちらの方々。
全員地域福祉学科の4年生です。話題のパティシエもこの中にいますよ。(さぁ、誰でしょう?)
「パティシエSHINYA」のブースには、あまーい香りとケーキを食べたお客さんの笑顔がいっぱい溢れていました。ケーキを通して人を幸せにする、そんな素敵な空間でした。

さて、次はかわいらしいハート模様のカップに入れられた、「カラフルドーナッツ」です!

こちらは、お馴染みの「カラフルパンチ」のメンバーが売っていました。
楓祭でもカラフルパンチは大活躍!
保育士希望の学生たちが企画した保育展にも登場して、得意のライブで会場を盛り上げてくれました。
その一方、外のテントではドーナッツの販売と、忙しく動き回っていました。

カラフルパンチのメンバーの皆さんをパチリ。その名の通り、一人ひとり個性豊かでカラフルなメンバーたちです。これからも元気で活躍して、英和を明るく彩ってくださいね。

他にもたくさんの美味しい食べ物があったのですが、何しろ食いしん坊のニャンコ先生ですから写真を撮る前に食べてしまいました…。全部紹介できなくて残念です(泣)。来年は食べる前に撮るぞ!
以上、グルメ担当のニャンコ先生がお送りしました。

2010年11月7日日曜日

静岡英和の楓祭(かえでさい)


mokoです.

昨日と今日と楓祭(学園祭11/6-7)でした.
多くの方々に来ていだだいて,本当に嬉しく思っています.有り難うございました.
学生さん達が活躍している場面を写真に撮りました.撮ったのは,もちろん私のご主人様です.






学内には露店がたくさん出て,大賑わいでした.売り
子になっている学生さんは商売上手なので,教員は1日中お腹いっぱいだったとのこと.「もう食べられません」とは某英語の先生の話し.「せっかくダイエットしてるのに」と言っておられました.
みんなおそろいのTシャツなどを作って頑張っていました.

露店だけではなくて,ボランティアセンターのブースでは,国際支援に関する小物も売っていました.発展途上国における人々の自立支援の活動なんですって.また,パネルを使って,海外支援の活動紹介もされていました.
別のブースでは,留学生と日本の学生の文化交流の活動をしている事も紹介されていました.このブースでは,ビルマ(ミャンマー)の留学生が活躍していました.

別の棟では,保育展示がされていましたよ.子どもたちがいて忙しいときには,mokoは構ってもらえないので,お暇なときにちょっとお邪魔しました.
色々な作品を紹介してくれました.特に版画がお薦めだとか.mokoも足跡をつけるのは得意です.

隣では,ボランティアサークル,カラフルパンチの面々が新聞を使った遊びを紹介してくれました.子どもたちも大喜び!




たくさんイベントがあってすべて写真が撮れなかったけれど,みんなで一緒にこのイベントを作ってみませんか.

お越し頂いた皆さん.本当に有り難うございました.
そして,頑張った学生さん達,お疲れ様でした.

それではまた.