2011年9月12日月曜日

復興支援シンポジウム 静岡


9月11日静岡県ボランティア協会による復興支援シンポジウムが,県地震防災センターないふるホールにて開催されました.
テーマは「大震災6ヶ月 復興への道のりに向け私たちに出来ることは・・・」です.

県ボランティア協会では4月からボランティア派遣を行っています.大変好評で,第17次隊~第25次隊まで定員に達しているとのことでした.皆さんの関心の高さが伺えます.

ボランティアセンターのブログにも案内されていたように,本学地域福祉学科4年の久保田琴さんが,シンポジストの大役を果たしてきました.久保田さんお疲れ様でした.

ボランティアセンターの記事はこちらです.

http://eiwa-volunteer.blogspot.com/2011/09/blog-post.html

久保田さんは,5月出発の第6次隊に参加するとともに,8月に現地を訪れた高校生プログラムにも同行しています.

シンポジウムでは,その体験から感じた事をお話ししてくれました.
「福祉を学ぶ学生として『現地の人により添う』と言うことを頭の片隅において活動したいと思っていました.しかし,現地の惨状を見て終わりの見えない活動に途方に暮れてしまう自分がいました.でも,周囲の人達と力を合わせ困難を乗り越えていくことの素晴らしさを学びました.」
「個人の力は小さいけれど,力を合わせて活動を続けていくことに意味があると思います」と力強く語ってくれました.

そして「私たちに出来ることは何か?」の問いかけには,
「私は自分の感じたこと,思ったことを伝えたい.自分の大学の仲間,そして母校である高校や,中学校,小学校の人達にも」と答えてくれました.
同様に他のシンポジストの方たちも「忘れないことが大事なんです」「私たちがいつも心に留めているよっていうメッセージを出し続けることが大事なんです」と話しをしてくれました.

このシンポジウムの様子は次のアドレスで,みることが出来ます.


http://www.at-s.com/news/social/feature01/

http://www.youtube.com/v/Nl5L9PxzZyA



また,「東日本大震災から半年」ということで,全国的にイベントが開かれています.

朝日新聞2011年9月11日19時5分配信
「ボランティアまだ必要」岩手の震災支援ネットが報告会
http://www.asahi.com/national/update/0911/TKY201109110115.html


久保田さんはじめ,シンポジストの皆さんの願いは,1日も早く被災した方々が元の生活を取り戻すことが出来るようにすることだと思います.その願いは私たちも同じです.

この支援のともしびが,復興を成し遂げるその日まで続きますように.


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