ボランティアセンターがランチセミナーを企画してくれました.
「東日本大震災:被災地で,私たちが見たこと.感じたこと.」
被災地に足を運んでくれた学生諸君が,現場で感じたことを私たちに伝えてくれます.
10月19日(水)から10月21日(金)の3日間連続イベントで,時間は12:10のお昼休みです.
皆さん,参加してみませんか?
さて,被災者の人達の心は時間経過と共に変化していきます.
一般的に言われているのは,
茫然自失期(英雄期),ハネムーン期,幻滅期の3ステージです.
茫然自失期(英雄期)
茫然自失に陥るが指導力を発揮する人がいる期間で,数時間から数日の間のことです.東日本大震災の時も地元で,リーダーシップを発揮してくれた方のお陰で避難所生活の素地を作ることが出来ました.
ハネムーン期
独特の連帯感や共同意識が高まる時期のことです.新聞などでも再会を喜び合い抱き合う人達の写真が多く扱われました.
幻滅期
そして,復旧に入り格差が浮き彫りになる時期です.この時に人は自らと他者の境遇を比較します.そして現実的な格差も体験してしまいます.
1ヶ月経過したあたりから,被災地の方々は,いわゆる復興「幻滅期」に入っています.
お勉強みたいでごめんなさい.でも,この時期から時間経過と共に格差が浮き彫りになりますし,マスコミ報道なども少なくなっていきます.「この時期が大変なんですよ」って,お伝えしたかったのです.ものすごく復興が進んでいく地域の人もいれば,遅々として進まない地域の人達もいるのです.被災地の方々は,背負った災害体験と同時に,復興の地域格差を感じている時期にさしかかっています.
この時期に私たちに何が出来るでしょうか.「忘れない」ことです.「僕たちはいつも見つめている」というメッセージを発進し続けることです.
ぜひ足を運んでみませんか.私たちに出来ることは「忘れない」ことです.
そして,出来ることをやってみませんか!
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